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靴のサイズの正しい測り方

靴のサイズの正しい測り方

〜意外と知られていない、靴の正しい測り方について〜

こんにちは!《靴の共履マルゼン浅草》店長・靴コンシェルジュの根津です。

当店にご来店されるお客様からも、靴のサイズの測り方についてご質問されることがよくあります。

通販が広く普及した近年、店舗で靴を試し履きをせずにネットで購入される方も多いですよね。そのため、ご自分の正しい足のサイズを知りたいという方も増えているようです。

そこで今回は、ご自宅でできる正しい靴のサイズの測り方を解説。また、お店での測り方や、靴のサイズに関するお悩みに対する解決策をご紹介します。

1.自分でできる靴のサイズの測り方

「靴のサイズ」と聞くと、かかとからつま先までの長さをイメージする方がほとんどだと思います。しかし、実は「足長・足幅・足囲」の3つを測ることで、ようやく正しい靴のサイズを知ることができるのです。

まずこちらでは、自分で足のサイズを測るときの具体的な方法をご紹介しましょう。
足全体が入る紙、ボールペン、定規、メジャーを使うので、事前に用意しておいてくださいね。

1-1.足長(そくちょう)の測り方

まずは、足の指先からかかとまでの長さ「足長」を測ります。

1.紙の上に立ちます
2.一番長い足指の先に定規を床と垂直にあてて印をつけます
3.かかとの後ろの一番出っ張った部分にも同様に印をつけます
4.2つの印を結んだ長さが足長です

  • 靴のサイズの正しい測り方
    足全体が入る紙に十字の線を引いておきます。
  • 靴のサイズの正しい測り方
    紙の上に立ちます
  • 靴のサイズの正しい測り方
    かかとの後ろの一番出っ張った部分にも同様に印をつけます
  • 靴のサイズの正しい測り方
    2つの印を結んだ長さが足長です

1-2.足幅(そくふく)の測り方

足幅(そくふく)の測り方

次に、足の一番膨らんでいる部分の横幅「足幅」を測ります。

1.紙の上に立ちます
2.親指の付け根の先に定規を床に垂直にあてて印をつけます
3.小指の付け根にも同様に印をつけます
4.2つの印を結んだ長さが足幅です

1-3.足囲(そくい)の測り方

足囲(そくい)の測り方

最後に、足の一番膨らんでいる部分の外周「足囲」を測ります。足囲は「ワイズ」と表記されることもあります。

1.親指の付け根と小指の付け根を通るようにメジャーを一周回します
2.メジャーの目盛りが足囲です。

1-4.自宅で靴のサイズを測る際の注意点

このような工程で3つのサイズを測りますが、両足のサイズが違う人も少なくありません。計測の際は必ず「両足」を測ることを忘れないようにしましょう。

また、体重を移動させたりする際に微妙にずれてしまうこともあるので、できればまわりの人に測ってもらうことをおすすめします。

下記の表から、足のサイズをご確認いただけます。
例)《男性》足長25.4cm、足囲22.3cmの場合→ワイズB

男性の靴のサイズ表
靴のサイズ表
女性の靴のサイズ表
女性の靴のサイズ表
子供の靴のサイズ表
子供靴のサイズ表

2.お店にサイズの相談をする場合

自分にぴったり合った靴のサイズを知りたいなら、お店に相談するのもひとつの手段です。

お店によっては、靴メーカーの「足型測定器」を設置しているところも。足型測定器では足裏を高度デジタル撮影することで、足の長さや幅、土踏まず幅、さらに足趾角度(足指の角度)まで自動測定することができます。

より正確な足のサイズを知りたい方は、お店に足を運んでみても良いでしょう。

3.靴のサイズを測るのにベストな時間帯は?

正しい測り方が分かったところで、次に気を付けたいのが「計測をする時間帯」です。
足のサイズとは、一日の間でもサイズが変わるもの。人間は、寝ているときは身体全体に均等に血が巡っていますが、日中動いているうちに血液が足へと移動していきます。朝と夕方で足のサイズを比べると、およそ0.5〜1.0cmほど差があるのだそう。
つまり、午前中測った足のサイズに合わせて靴を買ってしまうと、夕方になるときつく感じることも起こりうるということです。
このような理由から、足のサイズを測るのにベストな時間帯は午後2時〜5時と言われています。
自分の正確なサイズを知るためには、測り方だけでなく時間帯にも注意してみてくださいね。

4.靴の種類によるサイズの違いとは

靴を購入する上で「靴型によるサイズの違い」についても知っておきたいところ。
正しい測り方でサイズに合わせて購入したとしても、実際に履いてみたら合わなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、パンプス、スニーカー、革靴など、靴の種類によりサイズが異なる場合もあるため注意が必要です。

4-1.パンプス

パンプスのサイズの注意点

一般的なパンプスの履き口は、広く浅い構造になっています。そのため、脱げにくくするために幅が小さめに作られていることも。「足長に合わせて買ったらきつくて足が痛くなった」という声もよく耳にします。

通販でパンプスを購入するときは特に、足囲(ワイズ)の表記に注意して購入するようにしましょう。
実際にパンプスを履いて選ぶ際は、かかとと足の間に隙間ができずきちんとフィットしているか、つま先に余裕があり爪があたっていないかということを確認しましょう。

4-2.スニーカー

スニーカーのサイズの注意点

上記のような理由から、スニーカーを選ぶときはパンプスよりワンサイズ上をおすすめします。ただし、スニーカーはメーカーによってサイズが大きく異なります。

一般的にアディダスやナイキなど、海外メーカーのものは足幅が狭く作られている傾向があります。欧米人と比べて日本人の足は幅広が多いと言われているように、国内メーカーのスニーカーの方が比較的幅が広めに作られています。
アディダスやナイキがきついと感じる方は、ダンロップやムーンスター、ゴールデンベアー、ニューバランスの幅広タイプ などを試してみてください。

4-3.革靴

革靴のサイズの注意点

初めてビジネスシューズを購入するときにありがちなのが、サイズの選び間違いです。スニーカーは大きめで履いている場合が多いため、同じサイズで革靴を選ぶと大きすぎることも。そのため、上記のような測り方で自分のジャストサイズを見極めることが大切です。

そして、革靴は履いているうちに革が伸びて足に馴染んでくるものです。最初にフィッティングしたときは多少きつく感じても、靴の中で足が動かないものを選びましょう。

5.靴のサイズに関するお悩み

当店のお客様のなかには、ご自分の靴のサイズに関してお悩みの方も多くいらっしゃいます。
こちらではサイズに関するよくあるご質問やお悩み、そして実際にご提案した解決法をご紹介します。同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方はぜひ参考にしてくださいね。

5-1.「左右の足の大きさが違う」

実は足の大きさに左右差がある方はとても多くいらっしゃいます。見た目で分かるほどの差がある場合は気付きやすいですが、なんとなく片方の足が痛くなりやすいと思っていたら、実はサイズが違っていたということもよくあります。

両方の足のサイズが違う場合は、大きい方の足に合わせて靴を購入します。そして、足が小さい方の靴にはインソールなどを入れて調整することをおすすめしています。

5-2.「サイズは合っているのに、パンプスを履くと甲が痛くなる」

足長で選んだパンプスを履くと甲が痛くなるという方は、いわゆる「甲高」と呼ばれるタイプの足かもしれません。

パンプスは脱げにくいように設計されているので、履き口が狭くなっています。そのため、甲が高い方は履き口が甲に当たって痛みを生じてしまうのです。
甲が高い方は履き口が広めのパンプスや、ストレッチ素材のパンプスを選ぶことをおすすめします。

5-3.「足がむくみやすく、体調や時間帯によって足のサイズが変わる」

立ちっぱなしのお仕事や元々の体質、またはご病気などをきっかけに足のむくみにお悩みの方もよく来店されます。
当店では足がむくみやすい方に対して、マジックテープで甲が調整できるタイプの靴をおすすめしています。

5-4.「前はちょうど良かった靴が合わなくなった」

体形と同じように、足も変化していくものです。体重の増減によっても足のサイズは変わりますし、加齢もまたひとつの要因となります。履いている靴が合わなくなったと感じたら、今一度足のサイズを測り直してみましょう。

5-5.「サイズは合っているはずなのに靴の中で足が滑って疲れてしまう」

サイズが合っている靴を履いていても、足の幅が狭くて甲が低い方の場合は靴の中で足が動いてしまうことも。

そのようなときにはインソールを活用しましょう。半分のサイズのものもあるので、自分の足の形に合うものを探すのがポイントとなります。

当店には靴のサイズの微調整ができるスタッフが在籍しております。靴のサイズに関してお困りの方は、サイズ調整をしてくれるお店に相談してみるという手もありますよ。

6.正確な測り方で自分のサイズを知り、ぴったりと合った靴を選ぼう!

職場や旅行先、例え近所で買い物をするときであっても、サイズが合っていない靴で出掛けるということはとてもストレスになります。
足長だけでなく足囲や足幅までを正しい測り方できちんと測り、自分の足にぴったりと合った靴を選んでくださいね。

小指の痛みのご相談を、靴のコンシェルジュが承ります。